経済学的にみた問題点 「全国一律に弊害も」赤林・慶応大教授 - 日本経済新聞

――今回の少人数学級の決定過程にはどんな問題がありますか。「教育政策の選択肢を用意し、その中からある目的にとって最も費用対効果の高い政策を選ぶための方法論が教育経済学だ。予算折衝は政治的取引で、目的設定も代替案の検討過程も不明なので経済学的な意味づけは難しい。そもそもコロナ対策という短期的な目的と、…